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発売後の反響 その1 [本書の感想]

『ミステリ百科事典』が発売されて、ちょうど10日が経ちました。ネットにも続々と感想が上がってきていますので、私が気がついたものをまとめてみました。まず最初は、プロの作家、評論家の方々の感想からです(掲載は、日記の日付順)。

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発売中です [最新情報]

『ミステリ百科事典』、発売中です。
大きめの書店の新刊文庫コーナーには、まず置いてあると思いますので、ぜひ一度手にとってみて下さい。

昨日、リブロ池袋店を覗いてみたら、しっかり置いてありました(当たり前ですが)。ただ、分厚い本なので、他の文庫と同じだけ積んであっても半分位の冊数にしかならない計算です。文春文庫の中でも部数は少ない方らしいので、新刊コーナーにあるうちに買っておく方が良いかもしれません。帯付きの状態で買いたい方は特に。

ネットでも、これからポツポツ感想を書く方が出てくるのではないでしょうか。楽しみです。
このブログも、もうしばらく続けていきますので宜しくお願いします。

PS
amazonにも書影が入りました。でも、「1~2週間で出荷」ですから、近くの本屋で買うことをお勧めします。

ミステリ百科辞典

ミステリ百科辞典

  • 作者: 間 羊太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/11/10
  • メディア: 文庫


いよいよ明日発売! 『ミステリ百科事典』の目次【再掲載】

いよいよ明日発売です。
文藝春秋のサイトにも、帯付きの画像が掲載されています。
http://www.bunshun.co.jp/book_db/html/7/67/96/416767968X.shtml

以前、アップしたものと変わりませんが、本書の目次を再掲しておきます。

●『ミステリ百科事典』目次
まえがき対談 ※新収録
ミステリ好きが二人集まると、お天気の話をするように、『ミステリ百科事典』の話をしていました。(北村薫×宮部みゆき)

第一巻 人体
 眼 手 血 首Ⅰ 首Ⅱ

第二巻 生物
 猫 犬 虫 花

第三巻 風物
 雪 氷 クリスマス

第四巻 事物
 電話 時計 人形 蝋燭 手紙 郵便 遺書

別巻1 ミステリ・ジョッキー ※「宝石」「たばこ」「ギャンブル」以外は新収録
 宝石 写真 たばこ 自動車 飛行機 海
 毒薬 衣服 ギャンブル レジャー 野球

別巻2 妖怪学入門 ※全て新収録
 わが愛しの吸血鬼 猫がしゃべる
 首のない馬 鬼の褌 河童の皿 河童の屁
 天狗誕生 天狗の爪 狸の八畳敷 狸の腹鼓
 海の妖怪 竜とその息子たち 竜とドラゴン
 蛇が結婚する 蛇への供物 狐と髑髏
 狐のロマンとロマンス 狐の恩讐 妖怪本あれこれ

著者について一言(大坪直行)
「ミステリ百科事典」と私(大谷羊太郎)
解説(新保博久)
初出一覧
索引

●発売情報
発売日/11月10日
出版社/文藝春秋 文春文庫
収録頁数/784頁
価格/本体1286円+税(税込み1350円)

ミステリ百科辞典

ミステリ百科辞典

  • 作者: 間 羊太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/11/10
  • メディア: 文庫


百聞は一見にしかず(2)初収録の「ミステリ・ジョッキー」(別巻1)を紹介 [本書の内容]

前回に引き続き、今回は別巻1「ミステリ・ジョッキー」の「自動車」の章をご紹介します。

教養文庫版では、「宝石」「たばこ」「ギャンブル」のみの収録でしたが、文春文庫版では、「自動車」含め、8つの項目が追加されています。本巻に比べて時事的な要素が強いため、今読むと完全に時代遅れな話になっている箇所も多々ありますが、そこは当時の風俗を感じていただければと思います。

なお、以下の引用部分には、『美の復讐』(三好徹)、『駐車禁止』(佐野洋)、「ささやかな死」(アーサー・ポージス)のトリックの一部が明かされていますのでご注意下さい。それではどうぞ。

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百聞は一見にしかず(1)「生首」の項目を紹介 [本書の内容]

文春文庫版『ミステリ百科事典』、いよいよ今週木曜に発売です。
ミステリファンに情報が行き渡ってきたのか、11月に入ってからこのブログのアクセスも徐々に伸びてきています。嬉しいことです。

とはいえ、教養文庫版を読んでいない方に、どれだけ本書を手にとってもらえるのかが、実は一番気になるところです。3000円位のハードカバーなら、教養文庫版を既に読んでいる古い読者だけに買ってもらえれば十分ペイしますが、本書は大手出版社の文庫。もっと読者層が広がらないと厳しいです。もちろん、そのために北村薫、宮部みゆき両氏のまえがき対談などがあるのですが、正直、未知の読者がどれだけ本書を手にとってくれるのか、私には分かりません。

そこで、本ブログでは、『ミステリ百科事典』未読の方のために、本書の内容を一項目丸々ご紹介することにします。やはり、百聞は一見にしかず。私が色々周辺情報を書き並べるより、実物の一部でも読んでいただいた方が本書の魅力は伝わるでしょう。

今回ご紹介するのは、第1巻「人体」、「首Ⅰ」の章の中にある「生首」という項目です。
なお、以下の文章では『刺青殺人事件』(高木彬光)と『首のない女』(クレイトン・ロースン)のトリックの一部が明かされていますのでご注意下さい(以前も書きましたが、本書はこの手のネタバレは数多くありますので、あまり気にされなくても大丈夫だと思いますが……)。

前置きが長すぎました。それではどうぞ。

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16日発売の『ニャン2倶楽部』1月号に書評が掲載されます [最新情報]

先日、ライターの石川誠壱さんと久しぶりにお会いしました。

石川さんは、式貴士(間羊太郎)のサイト「式貴士と私(仮)」を、ネットで初めて作った方で、私が同じく式貴士の研究サイトや関連取材をする大きなきっかけになった方です。

「式貴士と私(仮)」(石川誠壱さんのサイト内)
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/1814/shikitakashi.html

その石川さんが、『ニャン2倶楽部』1月号(11月16日発売)に文春文庫版『ミステリ百科事典』の書評を書いて下さったと教えてくれました。石川さんは、この雑誌に「こちら熟女捜索隊」という連載コーナーを20年近くもっており、その囲み記事として掲載されるそうです。

いち早くその原稿をみさせていただきましたが、このブログで書いた収録情報なども入れ込んであり、勘所を押さえた非常に充実したレビューになっています。書評としては、15日発売予定の「本の話」の方が1日早いですが、外部からの書評としてはおそらく最速となるのではないでしょうか。書店で見かけたら是非手にとって下さい……と言いたいところですが、『ニャン2倶楽部』は、知る人ぞ知る成年雑誌(しかも、結構エグイ)ですので、その手の雑誌に抵抗のない人だけにお勧めしてきます。

『ニャン2倶楽部』(コアマガジンのサイト内)
http://www.coremagazine.co.jp/nyan2/index/club.html


amazonでも価格確定 [最新情報]

amazonの予約ページ、価格が1350円に修正されました。あと150円で送料無料になりますから、文庫1冊なり小物を買うなりして注文した方がお得です(このまま注文すると送料300円かかってしまいますので)。

ちなみに、現在amazonでは「ミステリ百科事典」で検索すると教養文庫版しか引っかからず、文春文庫版を出すには、「間羊太郎」で検索しないと出てきません。amazonには謎の仕様が色々ありますから、気長に直るのを期待したいところです。

ミステリ百科辞典

ミステリ百科辞典

  • 作者: 間 羊太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/11/10
  • メディア: 文庫


折原一氏が『ミステリ百科事典』のエッセイを執筆 [最新情報]

ミステリ作家の折原一氏が、10日発売の『本の話』に『ミステリ百科事典』のエッセイを書かれるそうです。

●折原一氏の日記「頭蓋骨の裏側」(11月1日分)
http://homepage3.nifty.com/orihara1/diary.htm

折原氏も、間氏、新保博久さんらと同じワセダ・ミステリ・クラブ出身。デビュー作のタイトルが『五つの棺』(文庫化の際、短編2つを加え『七つの棺』と改題)から分かる通り、相当のミステリの読み手です(日記を読むと、最近は美術にも凝られているようです)。『螺旋館の殺人』(現在刊行分は『螺旋館の奇想』と改題)での、新保さん解説とのコラボぶりをご存知の方もいるでしょう。

『本の話』は文藝春秋のPR書評誌で、大きな書店なら置いてあると思います(確か無料でもらえたはず)。どんな内容か楽しみです。

折原氏は、すでに日記で『ミステリ百科事典』の感想を少し書かれています。

《引用始め》
まあ、とにかく、充実した内容にもかかわらず、「マニアにありがちないやらしさ」というか、「マニア的な知識のひけらかし」が感じられないのは、実に好ましい。作者がちょっと離れた位置からミステリを見ているからだろう。
《引用終わり》

非常に鋭い指摘だと思いました。あるジャンルで行き着くところまでいってしまうと、あっさりその道を捨て、別の分野へいってしまう間氏の性格を的確に言い表しています。

『本の話』は『ミステリ百科事典』と同じ発売日ですから、本を買うついでにもらってくると良いかもしれませんね。私ももらいに行かなければ。

05.11.03追記
文藝春秋Iさんから、『本の話』について訂正のお知らせをいただきました。
『本の話』の発売は15日位とのこと。また、基本定期購読のみの雑誌なので、どの書店にいつ頃置かれるか(三省堂や有隣堂等には置いてもらっているそうです)詳しくは分からないそうです。私も現物を見かけたら、またご報告します。

『本の話』トップページ
http://www.bunshun.co.jp/mag/hanashi/index.htm

螺旋館の奇想

螺旋館の奇想

  • 作者: 折原 一
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/06/10
  • メディア: 文庫


文藝春秋サイトで正式告知されました [最新情報]

文藝春秋サイトに、11月刊行分の新作案内がアップされました。11月10日発売の『ミステリ百科事典』の詳細も、下記のアドレスに載っています。値段、頁数もこれで確定です。

http://www.bunshun.co.jp/book_db/html/7/67/96/416767968X.shtml

同日発売の他の文庫に比べて、紹介文のノリが軽いのは書いた方が違うからなのでしょうか。「この一冊で、あなたもミステリのウンチク王だ!」ってフレーズがいいですね。本当に幅広い小説・文献が網羅されていますから、これ1冊を読み込めば相当なミステリ通になることは確かです。

発売まであと10日です。


●発売情報
発売日/11月10日
出版社/文藝春秋 文春文庫
収録頁数/784頁
価格/本体1286円+税(税込み1350円)

ミステリ百科辞典

ミステリ百科辞典

  • 作者: 間 羊太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2005/11/10
  • メディア: 文庫


教養文庫版から削除した箇所2「差別的表現」 [本書の内容]

過去の小説、漫画の復刊、映像作品の上映には、差別的表現の問題が付き物です。昔の映画が放送される時、なぜか音声がぶつぶつ切れていたり、漫画や小説にちょっとおかしな修正(江戸時代が舞台なのに、なぜか「めくら→目が不自由」と修正されている等)があったりする時は、たいてい差別的表現を自主規制で削除、言い換えがされていると思って良いでしょう。

文春文庫版『ミステリ百科事典』でも、一部差別的表現について削除、言い換えが施されています。普通は但し書きのみで、具体的な内容についてはブラックボックスになっている場合が多いと思いますが、折角なので本書ではどのような経緯で修正が行われたか、少しお知らせしておきます。

初稿の校閲・校正の作業中、この文庫を担当された文藝春秋Iさんから、新保さんと私に以下のようなメールが届いたのが、その始まりでした。

「ゲラを読んでいて気になった箇所がけっこうあり、差別表現問題を担当する部署や、文庫部長などに意見を聞いておりました。その結果、編集部の方針としては、
1、原典からの引用部分は尊重してママとする。
2、間さんの地の文については文意を損なわない範囲で言葉をさしかえる。
3、「引用された作品はもとより、本書自体が古典的な価値をもつものであり、著者も故人である~」旨の編集部おことわりを入れる。
…ということで進めたい、という結論になりました。」

というわけで、10月下旬、文藝春秋会議室で、文藝春秋Iさん、新保さん、私の3人が集まり、間氏の文章をどう言い換えるか、話し合いが行われました(ちなみに、これが3人揃っての初顔合わせでした)。

ここで告白しておくと、私は作業中、それらの問題については全く気になっていませんでした(新保さんは、気になっておられたそうです)。ですので、文藝春秋Iさん、校閲の方、新保さんが気になった点を一つ一つ挙げるという形で、約3時間話し合いが行われました。

具体的な修正箇所は挙げませんが、教養文庫版をお読みの方はご存知の通り、本書には「色盲」「盲」という項目もあり、あまり変な言い換えをすると収集がつかなくなってしまいます。ですので、具体的には、文中の「めくら」「つんぼ」「おし」「きちがい」「土民」等の表現について、一部差し替え、削除が行われているといった感じです。

しかし、基本的には原文を尊重して、「あまりにもこれはちょっと……」というもの以外、ほとんど残していますのでご心配なく。さすが文藝春秋、腰が据わっています。例えば、以下のような表現もそのままにしてあります。

《引用はじめ》
「真夜中に、時計のたばをぶらさげて、交番の前を平気で歩く男、いったいこれは何者でしょう。ばかか、きちがいか、それともきちがいよりもっと恐ろしいものか」とくれば、俄然ごきげんになってしまう。(「時計」の項目より)
《引用終わり》

三崎書房版から教養文庫版にする際にも、一部差別的表現の削除を行ったと、その時新保さんから伺いました。三崎書房版、教養文庫版、文春文庫版でどのような言い換えが行われているか調べてみるのも一興かもしれません。


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